これは毎日1~3本のプロテインバーを食しているこの私が、味・食感・タンパク質の量、そしてコスパをレビューして、
諸兄のおすすめできる最強のプロテインバーを見つけ出す企画だ。
味・タンパク質量のレビューはもちろん、プロテインバーはかじる物だ…食感・食べやすさはとても重要である。
一人暮らしにおいて最強になるためには、たんぱく質の摂取から逃れることはできない…。
厚生労働省が定めた基準では成人男性の場合、一日当たり60gを摂取となっている。
しかも運動や筋トレをしている人の場合ではさらに摂取量が高くなる。
体重1kg当たりたんぱく質1g…のかける1.2~2倍だ…。
体重70kgの場合だと、70×2=140g。
鳥むね肉換算で…622g…だと…。
なんということだ。
いくら最強を目指していても3食毎回200g超えの鳥むね肉はさすがにキツい。
毎度毎度自炊するのも正直お断りだ…。
プロテインドリンクをシェイクするのもめんどくさい…。
ここは一つ、おやつ感覚で手軽に食べられるプロテインバーに頼るとしようではないか…。
しかしプロテインバーには数多くの製品が存在していて、どれを食べればいいのかわからない諸兄も多いと思う。
そこでまず私が国内最古ブランド、森永製菓のプロテインバーを全種類を実食し評価していく…。
最強を目指すのに忖度や遠慮は禁物だ、厳しくレビューしていくので参考にしてもらいたい。
さぁ、最強のプロテインバーはどこにある…?
inバー プロテイン 成分・価格比較表
品名 | たんぱく質 | 価格(1本) | たんぱく質1gの価格 | カロリー | 脂質 | 糖質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
スーパークランチチョコ | 20.9g | 183.6円 | 8.78円 | 271kcal | 14.7g | 13.1g | 0.5~2.0g |
バニラホワイト | 20.9g | 213円 | 10.19円 | 259kcal | 14.5g | 10.9g | 0.3~1.1g |
ベイクドチョコ | 15.9g | 113.1円 | 7.11円 | 211kcal | 11.0g | 11.4g | 1.6g |
ベイクドビター | 16.2g | 141.4円 | 8.73円 | 199kcal | 10.7g | 6.0g | 6.8g |
グラノーラチョコアーモンド | 10.5g | 113.1円 | 10.77円 | 135kcal | 5.3g | 9.1g | 4.2g |
グラノーラ | 10.7g | 170.0円 | 15.88円 | 114kcal | 0.7g | 15.6g | 0.9~1.8g |
ウェファーバニラ | 10.3g | 119.3円 | 11.58円 | 193kcal | 10.5g | 13.7g | 0.4~1.7g |
ウェファーカフェオレ | 10.4g | 113.1円 | 10.88円 | 197kcal | 12.6g | 7.3g | 5.3g |
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まとめ買いした場合は価格が大幅に下がるので注意されたし。
inバー プロテインシリーズは最強のプロテインバーか?
inバー プロテインシリーズは最強のプロテインバーでは無い。
はっきりと美味い・食べやすいと言えるのはグラノーラのみ。
しかしそのグラノーラもタンパク質含有量は10g…。
唯一、スーパークランチチョコのみタンパク質含有量20gといい線まできているが…。
タンパク質含有量20gには、とても美味い強力なライバルがいるので最強にはなれないのだ。
inバー プロテインシリーズ 総評
inバープロテインシリーズは実店舗での極めて高い入手性と、
筋肉の発達をブーストさせるというEルチンを含んでいることが最大の利点である。
「買ってはいけない」とまでは言わないが、上記を購入の基準としない諸兄がわざわざ選ぶメリットは無い。
最強部的評価基準
評価するにあたって、やはり基準は設けておかなければならない。
最強部独自の部分もあるが評価基準は下記の通りになる。
- 甘さ
-
甘党の人も甘いの苦手な人にも参考になるよう、5段階で評価する。
- タンパク質量
-
単純に1本当たりに入っているタンパク質の量を、5段階で評価する。
- 食感・食べやすさ
-
かじりやすさ・噛みやすさ・飲み込みやすさ、これらをまとめて5段階で評価する。
- コスパ
-
1円当たりのタンパク質の量を5段階で評価する。
ざっくり100円でタンパク量10gが最低ラインだ。 - 最強部推奨レベル
-
上の4項目をまとめて評価し、最強プロテインバーとして相応しいかを5段階で評価する。
inバープロテインスーパー クランチチョコ たんぱく質20g
美味さ:★★★★★☆☆☆☆☆
同じ森永製菓が販売しているミルクチョコレートやダースとは全く違う。
普通のチョコをイメージして口に入れた場合は違和感を感じる。
甘さは控えているので、甘味が苦手な人でも食べることはできるだろう。
美味くはないが、不味くも無い。

森永製菓が発売しているプロテインバーの中で、
最も高いタンパク質含有量を誇っている。
1本のプロテインバーで、皮無しの鳥むね肉100gに匹敵する量だ。(鳥むね肉100gで約タンパク質22.5g)
1本の価格が税込み214円と、タンパク質コスパ的には高くもなく安くもないという印象である。
安売りで買うことができれば良コスパ品となる。
多くのドラッグストアやコンビニで売っているので入手性は非常に高い。
写真の通り、パフが大量に散りばめられている。
これのおかげで口内のねちゃ感が大幅に減るのだ。
ちなみにパッケージに「かたい食感なので、気を付けてお召し上がりください」と注意書きがある。
温暖な日であれば常温でがぶがぶ食べられるが、夏場に冷蔵庫で保管していたりした場合はいきなりかぶりつくのはやめておいた方がよい。
歯やアゴを痛める可能性があるからだ。
そんなことで怪我をしていたら最強は遠のくばかりだ・・・諸君、気を付けるように。
評価


inバープロテインスーパー バニラホワイト たんぱく質20g
美味しさ:★★★★★★★☆☆☆
ホワイトチョコのおかげで甘さよりまろやかさが目立っている。
スーパークランチチョコと比べて全体的に軽やかな味で食べやすい。

製品名 | inバー プロテインスーパー バニラホワイト |
たんぱく質 | 20.9g |
たんぱく質の種類 | ソイプロテイン |
カロリー | 259kcal |
脂質 | 14.5g |
糖質 | 10.9g |
食物繊維 | 0.3~1.1g |
人工甘味料 | スクラロース |
発売されたばかりの新フレーバー。
名前と見た目の通り、ホワイトチョコにバニラフレーバーが付いている。
食感はスーパークランチチョコと同じだが、ホワイトチョコに変わったことでまろやかな味になった。
ホワイトチョコが好きなら食べてみてほしい。
コスパは普通だが、1本でたんぱく質20gを摂取できるのはかなり嬉しい。
コンビニでもよく見かけるようになったので、外出先のたんぱく質軽食としておすすめ。


inバープロテイン ベイクドチョコ たんぱく質15g
美味さ:★★★★☆☆☆☆☆☆
甘さ控えめとなっていてさっぱりめ。
食感としてはクッキーに近く、冷蔵庫保管をしていても硬くなることは無いのですぐに食べられる。
イメージとしては甘さ控えめでチョコチップの代わりにパフが入っている美味しくないカントリーマアム。

コンビニやドラッグストア等の実店舗で購入する場合はコスパ的に良くは無い。
Amazon限定バージョンを定期便で購入すれば、一気に最強コスパ品へと変貌する。
しかし外出先での摂取のためには常に持ち歩く必要がある。
なのでトータル的に考えると普通のコスパである。
1本たんぱく質が15g摂取できる、かじりやすい、入手性も非常に高い。
しかし重大な欠点が存在する。
そう、水分だ。
かなりパッサパサしており、口内に入れた瞬間に唾液を根こそぎ奪っていくのだ。
水分無しで食べきるのはなかなかに厳しいだろう。
飲み物を用意してから食べることをおすすめする。
評価


inバープロテイン ベイクドビター たんぱく質15g 糖質40%オフ
美味さ:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ベイクドチョコからさらに甘味を抜いた感じで、ビターという名が付いてはいるが苦味は感じない。
人工甘味料も思ったより主張してこないが、美味くはない。
甘い物が苦手な諸兄には最適解なプロテインバー…だが美味くはない…。

コンビニやドラッグストア等の実店舗で購入する場合はコスパ的に良くは無い。
Amazon限定バージョンを定期購入したところでコスパは劇的には変わらない。
ベイクドビター最大の特徴は糖質40%オフであろう。
ダイエッター的にはとても嬉しいことだ。
しかし最強を目指す者としては、糖質をカットするデメリットを無視することはできない。
詳しくは別記事で話すことにしよう。
1本たんぱく質15g摂取できる、かじりやすい、入手性も非常に高い、糖質40%オフで口内ねちょ感も少なめ。
糖質40%と甘くない以外はベイクドチョコと同じ。
そう、こちらも最大の問題は水分だ。
水分取りながら食べないと、口の中でもたついてしまって完食までに時間がかかる。
これでは最強とは言えないだろう…。
評価


inバープロテイン グラノーラチョコアーモンド たんぱく質10g 糖質40%オフ
美味さ:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
グラノーラチョコアーモンドを名乗るわりにはチョコ感はかすかに感じる程度である。
アーモンドも入っているが、鼻腔をわずかにくすぐる程度。
飲み込んだ後に人工甘味料が舌に残るので美味くはない。

グラノーラアーモンドチョコのたんぱく質含有量は、
1本当たり10gで糖質は40%オフだ。
運動している人には物足りないたんぱく質の量である。
ベイクドシリーズと価格帯は変わらない。
しかしたんぱく質の量が5g少ない、つまりコスパは一気に下がることになる。
売りは糖質40%オフ。
ダイエッターに適したプロテインバーにはなっている。
食感だが、これは素晴らしかった。
かじりやすくて噛みやすい、
歯にくっつくこともほとんどない。
口内の水分を持っていくことも無いので、inバーシリーズにおいては、総合的な食べやすさで最強クラスであろう。
しかし糖質40%オフの代償か、スクラロースの甘さがしぶとく舌に残り続ける。
人工甘味料が苦手な人は避けたほうが無難。
評価

inバープロテイン グラノーラ たんぱく質10g 低脂肪
美味さ:★★★★★★★★☆☆
レーズンのフルーティな香りが感じられる
甘さもほどよく、グラノーラチョコアーモンドの様な人工甘味料も舌に残らない。
inバーシリーズで味を求めるならこいつが最強か…。

グラノーラのタンパク質含有量も、グラノーラチョコアーモンドと同じで10gだ。
こちらの売りは低脂肪グラノーラチョコアーモンドが脂肪5.3gに対して、このグラノーラは脂肪0.7g。
この美味さで、ここまで脂肪を落とせたものだと感心する。
ダイエッターにもトレーニーにも嬉しい仕様だ。
食べやすさもグラノーラチョコアーモンドと同様で、
「かじりやすい・嚙みやすい・飲み込みやすい」と素晴らしい出来であった。
たんぱく質含有量が10gなので、決して良コスパと呼ぶことは出来ないが、さっぱりとしたプロテインバーを求める諸兄には選択肢の一つとしておすすめしたい。
もちろん入手性は良い。
コンビニでグラノーラチョコアーモンドと一緒に陳列されているパターンがほとんどだ。
評価


inバープロテイン ウェファーバニラ たんぱく質10g
美味さ:★★★★★☆☆☆☆☆
ウェファーバニラの味自体は良いと思う。
かじる時も飲み込んだ後も、ウェファーの香ばしい匂いが鼻腔をくすぐってくる。
甘さも強くなくさっぱりめで、恐らく味的には万人受けするプロテインバーである。

コンビニやドラッグストア等の実店舗で購入する場合はコスパ的に良くは無い。
Amazon限定バージョンを定期便で購入すれば、コスパに関しては大幅に改善できる。
ちなみに一昔前だが私がプロテインバーを食べ始めた頃は、プロテインバーといえばこいつのことだった。
近隣の店で売らているプロテインバーと言えばこいつか、大手スポーツショップにある海外の良くワカラン製品のみ。
ということで付き合い自体は長いのだが…。
しかしウェハースという形態と選んだがために、いくつかの問題点を抱えている…。
一つ目は口内の水分。
ベイクドシリーズの比ではないレベルで口内の水分を奪っていく。
二つ目は食べた後の掃除だ。
とてつもない量のウェハースの欠片が落ちることになるので、食べる際は一工夫した方が良い。
評価


inバープロテイン ウェファーカフェオレ たんぱく質10g 糖質40%オフ
美味さ:★★★★★★★☆☆☆
甘さはウェファーバニラよりも少し控えめになっている
カフェオレ感、というかコーヒー感は結構強い。
飲み込んだ後でもコーヒー感が少し残り、その後にウェハースの香りがくる。

コンビニやドラッグストア等の実店舗で購入する場合はコスパ的に良くは無い。
Amazon限定バージョンを定期便で購入すれば、コスパに関しては大幅に改善できる。
ウェファーカフェオレのたんぱく質含有量は1本当たり10g、そして糖質40%オフ。
カフェオレ味だが栄養成分表示の表にカフェインの記載は無いので、その辺の心配はいらなそうだ。
ウェファーバニラの糖質が13.7gに対して、
ウェファーカフェオレの糖質は7.7gとなっている。
弱点はウェファーバニラと全く同じである。
タンパク質含有量の低さ。
口内の水分を根こそぎ奪う。
食べこぼしが半端じゃない。
以上の問題を気にしない人にはおすすめできる。
しかしタンパク質含有量と価格を比較した場合のコスパは良くないので最強とはとても言い難い。
評価


【準備中】inショコラ プロテイン クリスピーパフ
美味さ:評価前

森永製菓 Eルチン
森永製菓のプロテインシリーズ評価する上で、解説しなければならないのがEルチンである。
正直な話、私が解説するよりも下記の森永製菓の公式ホームページを見てもらった方が間違いはないだろう。
「Eルチン」を摂取するだけで日常的に筋肉が増える!? 森永製菓のプロテイン解説サイトより
ちなみにこう言ってはなんだが、私自身はEルチンの効果を体感できたことは無い。
あくまでも私のみの体感なので参考程度にしてもらいたい。
他のプロテインバーレビュー記事
アサヒの1本満足バープロテインのレビュー記事である。
今回と同じ構成でレビューしているので良かったら参考にしてもらいたい。


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